3月3日北陸自動車道の事故2人死亡バス運転手が事故の前に動かなく [ニュース]
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2014年3月3日の午前5時すぎに、富山県小矢部市にある北陸自動車道の上り線の「小矢部川サービスエリア」において、仙台市から石川県の加賀温泉に向かっていた夜行バスが、サービスエリア内に停車していた大型トラックに追突しました。
さらに、その弾みでさらに別のトラックとも接触しました。
この事故で、バスの乗客24人と交代を含めた2人の運転手を合わせた26人のうち、バスを運転していた宮城県角田市の小幡和也運転手(37歳)と乗客で金沢市の高校教諭、小野善広さん(48歳)の2人が死亡しました。
また、他の乗客と、追突された大型トラックの運転手が病院に運ばれて、合わせて10人が足や顔の骨を折る大けがをして、14人が軽いけがを負いました。
警察の調査によりますと、事故現場から600メートル手前の高速道路本線の左側のガードレールと、160メートル手前のサービスエリアへの進入路の右側のガードレールにそれぞれバスがぶつかったと思われる痕があったということです。
600メートル前からすでに運転手の意識が飛んでいそうですね・・・
恐ろしや・・・
警察は、運転手の体調の変化が事故につながった可能性もあるとみて、バス会社から話を聞くなどして調べているようです。
バスは、1列に3つの座席がそれぞれ独立して並んでいて、10列ありました。
5列目と6列目の右側の座席に当たる部分がトイレになっているので、座席は全部で28席だったそうです。
死亡した小野さんは、一番前の列の左側に乗っていたということです。
乗客の40代の男性は以下のように話しています。
「ガンガンと何かにぶつかる音がしてから、乗客の1人が運転手に対し『寝ているぞ。何をやっているんだ。運転を代われ』と叫んでいるのが聞こえました。追突が起きたのはそれから10秒もしないうちで、速度もそれ以前と変わっていないように感じました。」
乗客などは富山県と石川県の8か所の病院に搬送され、手当てを受けたそうです。
このうち砺波市の市立砺波総合病院へは、7人が搬送されました。
その中で乗客1人の死亡が確認されたほか、6人が鼻の骨を折るなどの重軽傷だということです。
診察した家接健一救急部長は取材に対し、以下のように話しています。
「皆口かずが少なくショックを受けていたようだ。乗客の1人は『衝突の直前、ガードレールか何かにぶつかり、その後トラックに衝突した』と話していた。」
また南砺市の南砺市民病院には6人が搬送されました。
軽傷だった金沢市の22歳の大学4年生(女性)は以下のように話していました。
「追突した衝撃で目が覚めましたが、追突する直前にも2、3回ガタガタと何かに乗り上げたような縦揺れがありました。バス会社から謝罪の電話がありましたが、事故の状況について詳しく説明してほしいです。」
バスを運行する「宮城交通」は仙台市に本社がある会社です。
青沼正喜社長が本日、記者会見を開いて話をしました。
・極めて重大な事故で皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ありません。
・お客様の家族には誠心誠意、対応したい。
・宮城交通では、運転手に年2回の健康診断のほか、平成22年から眠り出すと呼吸が止まってしまう状態を繰り返すことがある「睡眠時無呼吸症候群」の検査を順番に受けるよう義務づけていました。
・死亡した運転手は去年10月に検査を受け、経過観察が必要とされましたが、従業員などの健康管理に当たっている医師にはバスの運転に支障はないと判断された。
一昨年に起こった群馬県の関越自動車道での乗客7人死亡事故を受け、国は新たな安全基準を設けています。
その基準では、夜間、運転手が1人で乗務できる距離は、原則400キロより短くすることが求められています。
このバスでは仙台を出発して、終点の石川県加賀温泉までの573キロの道のりを、2人の運転手が交代で運転しながら向かっていました。
事故が起きたサービスエリアを含めた合わせて4か所で、運転手が交代しながら運転する計画だったとそうです。
また、国の安全基準では、運転前に11時間以上の休息をとることを求めています。
死亡した運転手は、3月1日に、仙台市内の乗り合いバスを午後1時前から11時前まで運転したあと、1日午後8時半ごろに出勤するまでに、21時間半ほど休息をとっていたとそうです。
その後午後9時45分に仙台駅発のバスに乗ったそうです。
一応基準は満たしているようです。
基準を満たしていても、事故は起きるという事ですかね。
以上、『3月3日北陸自動車道の事故2人死亡バス運転手が事故の前に動かなく』でした。
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2014年3月3日の午前5時すぎに、富山県小矢部市にある北陸自動車道の上り線の「小矢部川サービスエリア」において、仙台市から石川県の加賀温泉に向かっていた夜行バスが、サービスエリア内に停車していた大型トラックに追突しました。
さらに、その弾みでさらに別のトラックとも接触しました。
この事故で、バスの乗客24人と交代を含めた2人の運転手を合わせた26人のうち、バスを運転していた宮城県角田市の小幡和也運転手(37歳)と乗客で金沢市の高校教諭、小野善広さん(48歳)の2人が死亡しました。
また、他の乗客と、追突された大型トラックの運転手が病院に運ばれて、合わせて10人が足や顔の骨を折る大けがをして、14人が軽いけがを負いました。
警察の調査によりますと、事故現場から600メートル手前の高速道路本線の左側のガードレールと、160メートル手前のサービスエリアへの進入路の右側のガードレールにそれぞれバスがぶつかったと思われる痕があったということです。
600メートル前からすでに運転手の意識が飛んでいそうですね・・・
恐ろしや・・・
警察は、運転手の体調の変化が事故につながった可能性もあるとみて、バス会社から話を聞くなどして調べているようです。
バスは、1列に3つの座席がそれぞれ独立して並んでいて、10列ありました。
5列目と6列目の右側の座席に当たる部分がトイレになっているので、座席は全部で28席だったそうです。
死亡した小野さんは、一番前の列の左側に乗っていたということです。
乗客の40代の男性は以下のように話しています。
「ガンガンと何かにぶつかる音がしてから、乗客の1人が運転手に対し『寝ているぞ。何をやっているんだ。運転を代われ』と叫んでいるのが聞こえました。追突が起きたのはそれから10秒もしないうちで、速度もそれ以前と変わっていないように感じました。」
乗客などは富山県と石川県の8か所の病院に搬送され、手当てを受けたそうです。
このうち砺波市の市立砺波総合病院へは、7人が搬送されました。
その中で乗客1人の死亡が確認されたほか、6人が鼻の骨を折るなどの重軽傷だということです。
診察した家接健一救急部長は取材に対し、以下のように話しています。
「皆口かずが少なくショックを受けていたようだ。乗客の1人は『衝突の直前、ガードレールか何かにぶつかり、その後トラックに衝突した』と話していた。」
また南砺市の南砺市民病院には6人が搬送されました。
軽傷だった金沢市の22歳の大学4年生(女性)は以下のように話していました。
「追突した衝撃で目が覚めましたが、追突する直前にも2、3回ガタガタと何かに乗り上げたような縦揺れがありました。バス会社から謝罪の電話がありましたが、事故の状況について詳しく説明してほしいです。」
バスを運行する「宮城交通」は仙台市に本社がある会社です。
青沼正喜社長が本日、記者会見を開いて話をしました。
・極めて重大な事故で皆様にご迷惑をおかけし、申し訳ありません。
・お客様の家族には誠心誠意、対応したい。
・宮城交通では、運転手に年2回の健康診断のほか、平成22年から眠り出すと呼吸が止まってしまう状態を繰り返すことがある「睡眠時無呼吸症候群」の検査を順番に受けるよう義務づけていました。
・死亡した運転手は去年10月に検査を受け、経過観察が必要とされましたが、従業員などの健康管理に当たっている医師にはバスの運転に支障はないと判断された。
一昨年に起こった群馬県の関越自動車道での乗客7人死亡事故を受け、国は新たな安全基準を設けています。
その基準では、夜間、運転手が1人で乗務できる距離は、原則400キロより短くすることが求められています。
このバスでは仙台を出発して、終点の石川県加賀温泉までの573キロの道のりを、2人の運転手が交代で運転しながら向かっていました。
事故が起きたサービスエリアを含めた合わせて4か所で、運転手が交代しながら運転する計画だったとそうです。
また、国の安全基準では、運転前に11時間以上の休息をとることを求めています。
死亡した運転手は、3月1日に、仙台市内の乗り合いバスを午後1時前から11時前まで運転したあと、1日午後8時半ごろに出勤するまでに、21時間半ほど休息をとっていたとそうです。
その後午後9時45分に仙台駅発のバスに乗ったそうです。
一応基準は満たしているようです。
基準を満たしていても、事故は起きるという事ですかね。
以上、『3月3日北陸自動車道の事故2人死亡バス運転手が事故の前に動かなく』でした。
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